学校の部活動。何のためにあるんやろ。などという根源的な問いはおいといて、生徒たちに言っていることのひとつとして、大会において優勝することを目標にする、ということです。

なぜならば、その力が備わっているからです。

大会に出場してよい演技をするとか、みんなで力をひとつにして頑張る、とかを目標にしてもよいけれど、一条高校ダンス部は高い目標を常に掲げて活動をしています。

どうせやるのなら、その方が絶対に楽しいに決まっているからです。

それぞれの子供たちの置かれた状況の中で、その能力や適性に応じて、部活動が何を目標にするかは考えていけばよいのだろうと思います。勝利だけが目標でなくてもよい。

実際にこれまでさまざまな部活動を指導してきました。いろんな場所で、いろんな学校で、いろんなこどもたちを前にして。

何度か練習して、時間に遅れず集合してちゃんと道具を備えて、ゲームのルールをまもって大会に出場することを目標にしたこともあります。かなりのエネルギーを費やしながら。

状況の中で良き方向に向かって進めばよい。

置かれた状況の中でベストを尽くす。

一条高校ダンス部は常に勝利を目指して活動すること、頂点を目指して活動を続けたいと思います。それが現在我々が置かれている状況を見抜いて行動する、ということでもあるからです。

根拠なきところに勝利はない。